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どこまで続く電力不足
2007年8月30日

 NEA(NEPAL ELECTRICITY AUTHORITY)はこの秋以降の計画停電を発表した。説明によればピーク時に約714MW(Megawatts)の需要が見込まれるが、これに対して354MWの供給しか見込めず、このため秋以降1週間で11時間の計画停電になる。またインドより50MWを輸入しても9時間程度しかならず解決には程遠い。一方来年度にMiddle Marsyangdi(70MW)が稼動するが、それでも2008/2009 が13時間 2010/2011が15時間,2012/2013が17時間(それぞれ1週間)の計画停電になると予想される。

 需要は増えるばかりであり、節電を期待出来ないとすれば解決策は発電量を増やすしかないがUpper Trishli (60mw),Rahughat(27MW)Kulekhani-V(14MW),Upper Trishuli B(45mw),Chamelia(30mw),TamakoshiなどNEAの計画は目白押しであっても、実際にはKulukani,Chameliaが工事中であるのみで他のプロジェクトは全く資金の目途がついておらずこの状態がここ10年以上続くことになりそうである




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