高度順化訓練

富士  富士山  3776m
ふじさん




2006年8月4日夜〜5日

8月4日 多摩=富士宮登山口
8月5日 富士宮登山口〜浅間大社奥宮〜宝永山〜富士宮登山口=多摩

天気が良いので富士山へ最終高度調整にでかけました。今年3度目の富士山ですが、今回はできるだけ休まない事をテーマに歩いてみました。帰りは、翌日富士山駅伝のある御殿場口を下り、宝永山に登ってきました。


8月4日

夜、8時に自宅を出発し、たいした混雑も無く厚木経由で東名高速で御殿場へ向かう。御殿場から富士山スカイラインを走る。シャトルバスの乗り場になる水ヶ塚の駐車場を左に見て、しばらく走ると右に富士山への分岐がある。今夜0時からマイカー規制になるため、分岐のゲートには珍しく係の人がいる。

しばらく上って行くと前が詰まってきた。上の駐車場は既に満車で、係の人が下の駐車場で誘導している。上まで200m程の所だが、何とか駐車場へ入れて一安心だ。ほとんどの車では出発の準備で賑わっている。それでも11時ごろ、我々が寝るころには皆出発してしまい静かになった。

8月5日

5時過ぎに起床し、車中で朝食を済ませ、ゆっくりコーヒーを飲んでから出発の準備をする。6時過ぎに五合目の登山口へ向けて出発する。これから出発する人もちらほらいるが、道路を走るのはバスとタクシーだけなので静かな朝だ。登山口の売店のスピーカーの音が少しやかましい程度だ。



静かな朝の駐車場。


五合目の登山口から富士山を見上げると、点々と小屋が見え山頂がとても近く見える。幅のある斜上する道を登って行くと程なく六合目の小屋があり、登りが始まる。元気な若者に抜かれながらゆっくり登って新七合目を過ぎ、本七合目で一休みする。歩きながら行動食を食べるのも訓練の内だ。



五合目から見上げる富士山。




六合目付近から見る愛鷹山。




七合目から駐車場を見下ろす。




七合目から見る宝永山は山らしい姿だ。




八合目の下の登り。


八合目を過ぎると道が狭まり詰まってくる。それでも渋滞することも無く、九合目、九合五勺と順調に登る。3000mを越える本七合目と八合目の間が一番ゆっくりで、その後はスピードが上がったようだ。山頂点前のの鳥居をくぐり、浅間大社奥宮のある山頂に到着した。右手にこんもりと盛り上がった駒ヶ岳の所で一休みする。



九合目の直下。




鳥居をくぐって山頂へ。




浅間大社奥宮にて。




駒ヶ岳で一休み。


山頂には明日の富士山駅伝の準備の自衛隊の人やテレビのカメラクルーがいるが、大した混雑ではなく静かである。目の前の剣ヶ峰を眺めながら1時間程山頂に滞在し、神社に安全祈願をして、御殿場口へ下る。



賑わう浅間大社奥宮前と剣ヶ峰。


しばらくは広い瓦礫のカールの中の単調な下りが続く。振り返ると山頂付近の岩が覆いかぶさっており迫力がある。ここにもカメラクルーが居て、中継のためのパラボラアンテナが設置してある。左手の尾根上には今は廃道になっている長田尾根登山道の鉄柵が見え、これとクロスする所の廃屋の前で少し休む。下って行くと八合目のxx小屋に到着する。



山頂付近の岩が覆いかぶさってくる。




広い瓦礫のカールの中の単調な下り。


さらに下って行くと駅伝の5区と6区の中継点になる七合五勺の砂走館がある。この先、少し行くと日の出館があり、御殿場口の登山道と分かれ、砂走りを下る。靴に小石を入れないよう砂歩きでゆっくり下って行くと正面に宝永山が聳えてみえた。ここから見る宝永山は分岐からかなりの登りがあるように錯覚する。



七合五勺の砂走館。




砂走りから振り返る富士山。




宝永山を望む。


分岐までは緩やかな下りが続く。分岐に荷物を置いて宝永山を往復する。宝永山へは登りのような錯覚をしてしまうが、登りはわずかで後は宝永山の山頂へ向けて緩やかな下りになる。宝永山の火口を眼下に見て、見上げる富士山の山肌は迫力がある。左のスカイラインには富士宮口のルートがあり、山小屋がみえる。



宝永山から望む富士山の山肌。


分岐へ戻り、宝永山の火口へ向けて砂走りのような道を下る。振り返ると宝永山の第二火口側の火口壁が見える。火口壁が付近にはベンチがあり、そこから少し登る。



富士宮口へ向かう。




宝永山の第二火口側の火口壁。


尾根上に出ると六合目の小屋へ行くと道と尾根を下る道に分かれる。少し遠回りだが、左に尾根を通しに第二火口まで下り、水平動を駐車場に向けて歩く。水平道は富士山らしくない樹林の道で、沢筋には花も咲いて居る。この道は駐車場脇のブルドーザ置き場に出るので逆方向は分かりにくいであろう。



沢筋に咲くタデの花。




樹林の中を歩く。


駐車場から道路を少し下り、下の駐車場へ出る。今朝は満車だった駐車場も止まっている車はわずかである。車で下って行くと昨夜の路上駐車の車が1キロぐらい下まで止まっていた。厚木まで順調に走り早く帰宅できるかと思ったが、厚木の花火とお祭りで大渋滞に巻き込まれ、襲い帰宅となってしまった。これで夏のアルプス登山に向けた一連の訓練山行は無事終了した。



すっかり車のいなくなった駐車場。


今年3度目の富士山だが、個人差はあるが高度三千メートル前後で高度障害の症状が出るようである。五合目辺りで、できるだけゆっくり歩き、呼吸を整えて次第に調子を上げてゆくのが良い。

8月5日 標高 到着 出発
富士宮駐車場 2361 6:20
新五合目 2380 6:27 6:33
七合目 3034 8:24 8:37
八合目 3226 9:16 9:20
九合目 3408 10:08 10:14
九合五勺 3548 10:42 10:46
浅間大社奥宮 3720 11:22 12:21
八合五勺廃屋 3400 13:08 13:10
八合目赤岩 3297 13:23 13:30
七合目日の出 3040 14:01 14:04
宝永山 2693 14:40 14:42
分岐 2706 14:48 14:52
富士宮口駐車場 2361 16:05 16:09
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