ツツジの山

丹沢  檜洞丸  1601m
ひのきぼらまる




2005年5月21日

5月21日 多摩=神ノ川〜犬越路〜熊笹ノ峰〜檜洞丸〜熊笹ノ峰〜神ノ川=多摩

ブナの新緑とツツジの季節に西丹沢の檜洞丸を登りました。山頂付近の一番美しい稜線のツツジはまだつぼみでしたが、犬越路から小コウゲ付近の稜線でツツジの花を楽しめました。


5月21日

今朝はゆっくりと7時に起きて8時過ぎに出発する。橋本から三ヶ木へ向かい道志道に入る。青根の先で左に入り、神ノ川沿いに走る。キャンプ場付近の釣り場は沢山の車で賑わっている。舗装された道は日陰沢橋のゲートで行き止まる。時間が遅いので心配した駐車場にも何とか止める事ができた。駐車場近くには立派なトイレがある。また、神ノ川ヒュッテには300円の有料駐車場もある。慣れないGPSの設定に手間取ったが、10時に出発した。



駐車場に何とか車を止める事ができた。




神ノ川から見上げる大室山のブナの新緑がまぶしい。


しばらく日陰沢沿いの幅広い道を歩く。すぐに右に大室山への道を分け、やがて山道になる。ここは「東海自然歩道」なので標識はしっかりしている。二股を過ぎ、左岸に渡ると急登になる。再び沢床に降りた所で一休みする。

少し登り、橋で右岸に渡ると厳しい急登になる。沢の巻道のような感じで登って行くと斜面が広くなり傾斜も寝てきた。右に樹間から大室山も見えるようになった。見上げるとブナの新緑が輝いている。



輝くブナの新緑の中を登る。


樹林の斜面を登って行くと左から道が合わさる。林道のトンネルからの道だろうか。少し登ると右に分かれる道がある。ここは標識どおりに沢状を真っすぐ登る。頭上が明るくなり「犬越路まで200メートル」の標識を見るとすぐに犬越路に到着する。ベンチのテーブルに荷物を置いて一休みする。今日は薄曇りで遠望は利かないが、暑くもなく気持ちの良い天気だ。眼下に西丹沢の自然教室の辺りが見える。もう12時なので檜洞丸から降りて来た人がどんどん到着してくる。



犬越路から小コウゲ、大コウゲを望む。


しばらく稜線の道を笹をかき分けながら進む。赤と白のツツジの花も見られるようになった。下って来た人に聞くと上はまだ咲いていないとの事なので、この辺りで足を止めてゆっくりとツツジの花を眺めながら行く。



ブナの新緑の中にツツジの花が目立つ。




シロヤシオツツジが多い。


しばらく小さな登下降を繰り返しなかなか高度が上がらない。振り返ると犬越路の避難小屋が小さく見える。一登りした小コウゲで一休みする。小コウゲからは富士山や周辺の山々の眺めが良い。いったん下ると、大コウゲの壁のような登りが待っている。



樹間から富士山を望む。




シロヤシオツツジの花。




新緑の中のミツバツツジは鮮やかだ。




小コウゲ手前から三ツ峠を遠望する。




小コウゲから大コウゲの壁を見る。


大コウゲの登りは所々に小さな岩場がありかなりの急登だが、クサリもあり樹林のため高度感も無いのでゆっくり登れば何という事は無い。やがて傾斜が寝てくると広い山頂に到着する。少し下った所が神ノ川への分岐になっており、ベンチがある。



小コウゲを振り返る。後方は大室山。




大コウゲの登りは所々に小さな岩場がありかなりの急登。




大コウゲの登りから大室山を振り返る。


ベンチで一休みしてコーヒーを飲みながら正面の富士山を眺める。富士山の手前に山中湖の湖面が見え、左に愛鷹山や箱根の山々が連なる。少し霞んではいるが良い眺めである。



富士山の手前に山中湖の湖面が見える。


熊笹ノ峰へはわずかな登りである。檜洞丸を正面に見て少し下る。右から大棚沢が鋭く切れ上がってくる。トラバースにはクサリがあるが慎重に進む。檜洞丸の手前は緩やかな尾根状になっておりツツジの美しい所だ。今日はまだ咲いていないが、気持ちの良い場所である。バイケイソウも群生している。



檜洞丸を正面に見て気持の良い登り。




土壁の檜洞丸を望む。


檜洞丸への最後の登りは醜い土壁の登りになる。以前きれいに作られた丸太の階段は土と共に崩壊しかけている。土壁を越えると頂上へ緩やかな登りになり、花にも出会える。頂上で写真を撮り、ベンチで一休みする。



熊笹ノ峰と大室山を振り返る。




最後のバイケイソウの登り。


檜洞丸の山頂はブナの樹林になっているので眺望はあまり利かない。それでも樹間から塔ノ岳や蛭ヶ岳を望む事ができる。



樹間から塔ノ岳を望む。




檜洞丸山頂にて。


頂上であまりゆっくりしている時間が無いので、コーヒーを飲んで早々に下る。左手に富士山を中心とした広大な眺めが広がり、右手に樹間から蛭ヶ岳を見て、気持ちの良い下りだ。熊笹ノ峰の先の分岐のベンチで一休みして最後の眺めを惜しむ。



右手に樹間から蛭ヶ岳を見て下る。


後は神ノ川へ向けて約千メートルの下りである。ただひたすらに樹林の中を一気に下る。初めは気持ちの良いブナの新緑の下りだがやがて桧に変わり単調な下りになる。七百メートル程下ると林道に出て一休みする。さらに桧の斜面を三百メートル下り、やっと下の林道に到着した。



振り返るとブナの新緑が輝いている。


舗装された林道を神ノ川沿いに少し歩くとゲートがあり、駐車場に到着した。何とか7時前の明るい時間に到着できた。トイレで顔を洗い、車で薄暮の道を神ノ川沿いに下る。渋滞も無く、8時半には帰宅した。

檜洞丸へは西丹沢の箒沢からの周遊コースが変化があり楽しい。しかし、自宅からの車のアプローチを考えるとどうしても道志側から入ってしまう。大室山とつなげるとダイナミックな山行ができるが、体力が要求される。ツツジが目当てなら上部のツツジが開花する6月初旬が良い。

5月21日 標高 到着 出発
堀之内 115 8:14
神ノ川日陰沢橋 550 9:32 10:00
日陰沢 740 10:41 10:52
犬越路 1060 11:47 11:58
小笄(ココウゲ) 1288 13:04 13:16
熊笹ノ峰分岐 1500 14:15 14:47
檜洞丸 1601 15:28 15:45
熊笹ノ峰分岐 1500 16:24 16:32
林道 870 17:50 17:57
神ノ川日陰沢橋 550 18:50 19:00
堀之内 115 20:20
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