シャクナゲの山

奥秩父  十文字峠  2033m
じゅうもんじとうげ




2004年6月5日

6月4日 多摩=原村
6月5日 原村=美し森=毛木平〜八丁坂〜十文字峠〜八丁坂〜毛木峠=黒森=多摩

6月の初旬、シャクナゲの十文字峠に行きました。入梅直前でしたが幸いに天気に恵まれとても楽しい山行になりました。朝食に訪れた美し森では、あまりの展望の良さにつられてゆっくり休んでしまいました。十文字峠のシャクナゲはそろそろ終わろうかという時期でしたが、まだ十分に楽しめました。


6月4日

都合で出発が遅れてしまい、原村には深夜0時過ぎの到着になってしまった。翌日は6時起床なのでビールで軽く喉を潤し早々に寝た。

6月5日

6時に起床し、早速出発の準備をして7時前に出発する。今朝は快晴で、朝から遠望がきき気持が良い。甲斐駒ヶ岳や北岳を右に眺めながら八ヶ岳横断道路を清里方面へ向かう。途中で右折して美し森へ向かい、さらに登ってスキー場の駐車場に車を止める。ここで奥秩父から富士山、鳳凰三山の広大な山々を眺めながら朝食にする。頭上の赤岳も朝日に光り輝いていて、とても良い気分だ。



赤岳をバックに雄大な朝食。




金峰山から富士山のパノラマ。




金峰山と瑞牆山。


朝食後、まっすぐ毛木平へ向かう予定だったが、あまりにも眺めが素晴らしいので美し森の駐車場に車を止めて美し森を散策することにした。レンゲツツジに囲まれた木道の階段をゆっくりと登る。木道はよく整備されていて歩きやすい。奥秩父から富士山の眺めに加えて、北岳や甲斐駒ヶ岳など南アルプスの山々が雄大だ。また、見上げる八ヶ岳も三ツ頭、権現岳、旭岳そして牛首山をはさんで、赤岳、横岳と南部の峰々の岩壁が聳えていて圧巻である。



レンゲツツジ咲く美し森を登る。




咲き誇るレンゲツツジの花。




牛首山と赤岳。




レンゲツツジの奥に三ツ頭、権現岳、旭岳が連なる。




北岳と甲斐駒ヶ岳。




レンゲツツジに浮かぶ富士山。




美し森にて。




静かに咲くドウダンの花。


美し森が意外にも素晴らしかったのでずいぶん時間をとってしまった。毛木平の駐車場が心配だが、せっかくの素晴らしい状況なのでやむを得ない。野辺山から川上方面へ向かう。右手に瑞牆山や金峰山が近づいてきた。廻目平への道を右に見てさらに進み、二又を右に毛木平へ向かう。舗装が切れて樹林の中を走るようになると路肩に止まっている車が多くなった。どうやら駐車場は満車なのであろう。とりあえず駐車場まで行き、荷物と人を下ろした。毛木平の広い駐車場も車でいっぱいである。500メートルぐらい戻って路肩の広い場所に車を止め、再び駐車場へ戻る。歩いたおかげで途中の樹林の中にベニバナイチヤクソウの群生が見られ得をした気分だ。

軽くストレッチをして十文字峠に向かって出発する。駐車場の脇の林道のゲートを越えて、しばらくは歩きやすい林道を行く。新緑の気持の良い道だが、頭上ではカジカ蛙がうるさいように鳴いている。5分程で左に十文字峠への山道が分かれ、そちらへ入る。小さな広場を通り抜けると橋があり、千曲川源流を渡る。



毛木平からの気持ちの良い新緑の林道。




千曲川源流の流れ。


しばらく幅広い道が続き尾根を回り込んで隣の沢にたどり着く。沢を小石伝いに渡り、沢沿いに少し上ると五里観音がある。しばらく右岸沿いに歩くが、やがて沢と絡んで登るようになる。沢筋はやや暗いが、見上げると光が新緑の緑を通してまぶしいくらいだ。



八丁坂の登り。


八丁坂の急登が始まる前に沢筋で一休みする。急登といってもしっかりとしたツヅラ折れの山道なのでゆっくり登れば何という事はない。沢に近づいたり離れたりしながら急斜面を登って行くと、やがて上方が明るくなった。稜線に出た所で一休みする。樹林の尾根なのであまり展望は利かないが、樹間から三宝山など甲武信岳方面の山を眺めることができる。

尾根上にシャクナゲの木は見られるが全く花は見られない。尾根上を少し登り、やがて十文字山を巻くようになる。緩い登りから緩い下りに変わるとすぐに十文字小屋に到着した。小屋の周囲のシャクナゲは咲き誇っており、沢山の人で賑わっている。柵で囲まれたシャクナゲの横でゆっくりと昼食にする。



十文字峠付近に咲くシャクナゲ。




十文字峠にて。


食後、リュックを小屋の脇に置いてシャクナゲの尾根を散策する。花が付いているのは小屋から200メートルぐらいの範囲である。シャクナゲの花を眺めながら甲武信岳方面へゆっくり登り、ゆっくり下り小屋に戻る。



元気に咲くシャクナゲの花。




シャクナゲが咲く尾根を散策する。




シャクナゲの花に囲まれて。


小屋の周辺は先ほどより大勢の人で賑わっている。団体のツアーも多いようだ。我々は少しゆっくりしすぎたので十文字山へは登らずに来た道を下る。八丁坂を下り、登りと同じ場所で休む。やがて傾斜が緩みゆっくりと道端の花などを眺めながら毛木平へ向けて歩く。



毛木平付近に咲くベニバナイチヤクソウ。




毛木平の駐車場に到着。


毛木平の駐車場の車は既にずいぶん減っていた。清潔なトイレがありがたい。林道を10分程歩いて車に到着した。車で川上村まで戻り、南に信州峠へ向かう。信州峠からの夕日に輝く瑞牆山は素晴らしかった。峠の先の黒森鉱泉に寄ってみたが一度に2人しか湯に入れないとの事であきらめ、近くのみずがきランドの温泉に入った。料金は一人600円だった。途中の須玉で夕食をとり、中央高速で八王子に戻る。少し渋滞していたが無事に帰宅した。

十文字峠のシャクナゲは5月末が見ごろ。毛木平の駐車場は新しくとてもきれいで広いが、シャクナゲのハイシーズンは早朝に満杯になってしまうので要注意。駐車場が満杯になってしまったら途中の道路の路肩に駐車することになるが、道をはみ出して植物を痛めないよう気遣いが必要。

6月5日 標高 到着 出発
原村 1225 6:51
美し森 1542 7:28 8:42
毛木平 1460 9:30 9:55
八丁坂下 1675 10:45 10:55
稜線 1860 11:36 11:47
十文字峠 1970 12:12 13:13
十文字峠 1970 13:48 13:55
八丁坂下 1675 14:51 15:00
毛木平 1460 15:48 16:15
黒森 1160 17:05 17:45
須玉 480 18:21 19:20
堀之内 115 21:21
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