展望の山

南アルプス 守屋山   1650m
   もりやさん




2004年3月20日

3月19日 多摩=(車)=原村
3月20日 原村=(車)=杖突峠〜守屋山東峰〜西峰〜東峰〜杖突峠=(車)=多摩


3月19日

夜、8時半に多摩を出発した。連休の前夜のせいか16号線は渋滞していて中央高速へ入るのに時間がかかったが、高速道路は空いており、順調に原村に着いた。今週多少は雪が降ったと思っていたが原村辺に雪は無く驚いた。コンビにで買い物をして11時前に原村の家に到着した。軽くビールで乾杯して早々に寝た。外はまだ星空であまり寒くはない。

3月20日

6時に起床する。外は曇り空だが降りそうな様子ではない。今日は晴れは期待できないので雪でも降ってくれればと思う。朝食を済ませ、8時に出発する。20号線を茅野から諏訪に向かう。途中、杖突峠への道を間違えて時間がかかってしまったが、無事に杖突峠の駐車場に到着した。原村から40分かかってしまった。駐車場の周囲には「アジアなんとか」という、場違いな建物が建っている。駐車場から登山道を見るとここにも雪は無く残念である。

雨の可能性もあるので雨具のズボンをはいてスパッツを着けて出発する。暖かくなったら泥々になりそうな登りだが今日は氷っているので歩きやすい。周りを見ると、2日前にできた霧氷が花のように美しい。登っていると後ろから大きなカマを持った男性が追いついて来た。「金子さんですか」と聞くと、当たりだった。金子さんはホームページをチェックしていて見つけた、守屋山の主のような人だ。「上でコーヒーをごちそうするよ」と言ってサッと消えていった。



守屋山の主、金子さんに出会う。


登りきると別荘地の舗装道路と並行して歩くようになる。右手の樹林が開け、木々の霧氷がコブシの花のようで素晴らしい。その向こうには、蓼科山から北八ヶ岳の山々が雲上に聳えている。



蓼科山から北八ヶ岳の山々をバックに。


やがて道は下りになり、樹間から守屋山を眺めながら下って行くと林道に降り立ち、水場がある。林道を左に「守屋山座禅草コース」へと下って行くと木道を歩くようになる。木道からイノシシ避けの鉄条網の中をよく見ると小さなザゼンソウが咲いていた。まだつぼみのようで可愛らしい。アカエ沢源頭の登山口のベンチで一休みする。ここには小さな避難小屋とユニットトイレがある。



「守屋山座禅草コース」の木道。




まだ小さなザゼンソウ。




アカエ沢源頭の登山口。


左の尾根状へ向けて登って行くと少しづつ雪が見られるようになってきた。登山道は雪でアイスバーンになっているが周囲の樹林にはあまり雪は無い。しばらくアイゼンをつけずに登り15分程登った所でアイゼンをつける。単調な樹林の中の登りだが、白い花のような霧氷が目を楽しませてくれる。



登山道は雪でアイスバーンになっている。




霧氷が目を楽しませてくれる。


しばらく登って行くと尾根上の岩に取ってつけたようなクサリ場があり、これを左から越える。クサリ場を越えると東峰は近い。いつの間にか小雪がちらついてきた。11時過ぎに雪の無い東峰の頂上に着いた。小雪の中、360度の展望とはいかず、見えるのは守屋山の西峰だけであった。



クサリ場を左から越える。




守屋山西峰を望む。




守屋山東峰にて。


少し休んでから西峰へ向けて出発する。柵で囲われた神社の脇を抜けて少し下り、やがて登りになる。小さなコブを越えると再び登りになり、小さな頂上小屋の脇を抜けると西峰の頂上に着いた。



東峰山頂付近のみごとな霧氷。




守屋山西峰にて。


頂上小屋は別名「ラビットハウス」と呼ばれていて、登り口で出会った金子さんがお湯を沸かして待っていた。8人入るといっぱいになる小さな小屋なので、小さなコンロ一つで暖かい。金子さんからコーヒーをごちそうになり、お話しを伺って、暖かい小屋の中ですっかりくつろいでしまった。



「ラビットハウス」の内部。




「ラビットハウス」にて主の金子さんと。


外に出ると雪は止みかけてきた。気温が高くなったのか積った雪がべたつくようになり、アイゼンがダンゴになって歩き辛い。東峰で一休みして登山口へ向けて下る。視界があるので心配は無いが、途中右に下る道があるので視界が無い時は要注意である。アイゼンのダンゴに苦労しながら、忠実に尾根通しに下って行く。登山口の手前でアイゼンを外してダンゴから開放されホッとするが、今度は滑らないように気をつけて下る。



今日の雪ですっかり白くなった東峰からの下り。


朝来た時は雪が全く無かった所も雪で真っ白になっている。ザゼンソウも雪の中から出て来たように見える。林道から杖突峠への山道に入り一山越えて杖突峠の駐車場に到着した。

帰路は青柳にある「金鶏の湯」で温まり、諏訪南でソバを食べて多摩に向かう。中央高速の渋滞は無かったが、16号線が渋滞していて少し時間がかかったが、7時に無事に帰宅した。

守屋山は展望の山なので2月の黄砂が来る前に登ったほうが良いようだ。視界が良ければ、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳の眺めが素晴らしい。駐車場から短時間で登れ、雪も深くないので雪山入門としても楽しめる山である。

3月20日 標高 到着 出発
原村 1225 8:07
杖突峠 1240 8:52 9:11
アカエ沢源頭・登山口 1345 10:09 10:17
守屋山東峰 1631 11:12 11:25
守屋山西峰 1650 11:48 12:28
守屋山東峰 1631 12:49 12:58
アカエ沢源頭・登山口 1345 13:38 13:50
杖突峠 1240 14:27 14:45
金鶏の湯 840 15:08 15:53
諏訪南 955 15:59 16:45
多摩 115 18:56
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