静かな雪の山

奥多摩  三頭山  1531m
みとうさん




2004年1月17日

1月17日  都民の森〜鞘口峠〜三頭山〜三頭大滝〜都民の森

週末の土曜日に東京に雪が降るという天気予報を聞いて、早速近くの友人に声をかけ三頭山を登りました。しんしんと雪が降る三頭山は近郊の山とは思えない深山の趣を感じさせてくれました。


1月17日

朝7時に自宅を出発し五日市へ向かう。週末の朝というのに道は空いており、快調に武蔵五日市の駅前を通過する。なかなか雪が降り出さないのでヤキモキしたが、山の中に入って行くにしたがって小雪が舞うようになった。

数馬を過ぎると雪は本降りになり、周りの山も白くなってきた。都民の森の駐車場に到着する。雪で白くなった駐車場にはあまり車が無いが、お土産屋は営業していた。トイレを済ませ支度をして出発する。



雪の駐車場で出発の支度をする。


森林館へ向けて雪の道を登る。トンネルを抜け、右に鞘口峠を目指す。炭焼き小屋の先で左に橋を渡り斜面の登りになる。雪を踏み締めると下の落ち葉が出て来る程の積雪である。



森林館へ向けて雪の道を登る。




落ち葉の上に積もった雪がいい感じだ。


どこで間違えたのかしだいに右方向へ大きく巻くようになり、「しらかばの路」に入ってしまった。とりあえずこのまま稜線へ出る事にする。雪を被った森林が良い感じだ。やがて鞘口峠から風張峠への稜線に到着し一休みする。

鞘口峠へ向けて稜線通しに下る、鞘口峠からは「ぶなの路」を行く。人の足跡は無く、今日は我々が降雪後初めての登山者のようだ。奥多摩湖は見えないが、降雪の中楽しい登高が続く。コルのベンチで一休みする。

相変わらず雪がシンシンと降っている。展望台を過ぎると一旦下り、コルから三頭山への直登が始まる。この辺の樹林の風景が好きだ。雪を踏み締めて、雪の感覚を楽しみながらゆっくりと登る。



コルから三頭山への直登。


時々、雪雲の上に薄日がさし、雪が小降りになる事もあり、あまり厚い雪雲ではないようだ。巻道からコルに下ると最後の登りになる。階段状の登りを一歩一歩踏み締めて登り、静かな三頭山の頂上に到着した。ベンチの雪を払い、4人で雪の頂を独占する。



静かな三頭山の頂上に到着。




4人で雪の頂を独占する。


下りはアイゼンをつけて行く。4本、6本、10本と色々なアイゼンを持って来たが、私は試しに4本を使ってみる事にした。足全体ではなく、土踏まずで斜面を捉える感覚をつかめば意外と楽だ。コルへの下りで10人程の長靴登山隊とすれ違った。今日初めて出会う登山者である。

コルから真っすぐ三頭大滝へ向けて沢沿いに下る。途中岩が雪を被って滑りやすい所があり要注意だ。左手に補助ロープが垂れている。後は単調な下りが続く。沢筋なので根雪が有ったのか雪は多少深いようだ。途中、霜柱の花(霜柱は無いが)を見たりしてのんびりと下る。



雪に埋まった植物を眺めながら下る。


何度か沢を渡り正面に柵が見えると三頭大滝の上に出る。滝はほぼ凍っていて水音が静かだ。アイゼンを外しトイレを済ませ滝の正面にまわる。滝の中央部は水が流れていて迫力はもう一つだが氷瀑になっている。



三頭大滝の氷瀑。




氷瀑をバックに。


滝を見ながらのんびりしているとバードウオッチの一団が追い越して行った。滝からはほぼ水平な道が続く。新雪を被った山が何とも言えず美しい。のんびり歩いているうちに森林館に到着した。滑らぬように気をつけて階段を下り、駐車場への道を下ると今日の山行は終わった。思いつきの山行だったが楽しい一日だった。



新雪を被った山が何とも言えず美しい。




水平道をのんびり歩く。


数馬まで凍結した道路をゆっくり下る。数馬からは路面の雪も少なくなり安心して走れる。いつものように人里でコンニャクを買い、5時に帰宅した。

雪になれていればアイゼンは無くとも問題はないが、沢沿いの岩は表面が凍っているので注意が必要である。登山道の他に沢山の「路」があるので、登山道が雪に埋まっている時は道を確認して歩こう。

1月17日 標高 到着 出発
多摩 115 7:10
都民の森 995 8:42 9:15
稜線 1190 10:00 10:15
鞘口峠 1140 10:27
分岐 1335 11:06 11:15
三頭山 1531 12:10 12:39
三頭ノ大滝 1105 14:00 14:28
都民の森 995 14:52 15:08
多摩 115 17:00
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