奇岩の道から

道志  石老山   694m
せきろうざん




2004年1月4日

1月4日 顕鏡寺表参道〜顕鏡寺〜石老山〜大明神展望台〜ピクニックランド

多摩市山の会の新年山行で石老山に登りました。久々に20人という大パーティーで楽しい新年会でした。


12月28日

八王子駅のホームに集合して8時5分の列車に乗る。相模湖駅で降り、待っていた三ヶ木行きのバスに乗り、石老山登山口で降りる。

青い色の相模湖病院を目指してしばらく舗装道路を歩く。病院の先の石段を登ると左に駐車場が有り、トイレも有る。登山道は駐車場の脇から始まる。初めの分岐を左に行くとバス停へ戻る道になるが、4年前と同様間違えて左に曲がってしまった。元の道に戻り次の分岐を左に行くと顕鏡寺への登りが始まる。ここから石老山らしい大石をぬっての登りになる。

顕鏡寺への道は急だが、周囲に大きな岩がたくさんころがっていて、飽きない。それぞれの岩には名前がつけられており、解説の看板を読みながら進む。岩に階段が彫ってある所も有り、参道だけになかなか手がかかっている。石老山顕鏡寺に着いた。石老山という山の名前は、この寺の名前からとったものである。本堂の建物は新しいが1100年の歴史のあるお寺である。ここには清潔な公衆トイレがある。ここで一休みして、これからの急登に備える。



石老山顕鏡寺で一休み。


本堂の前に神奈川県で一番高いイチョウの木があり、その横から登る。そこには岩窟が有り、岩の下の空間を利用して小さな祠がある。奥の院から少し登ると八方岩が有る。ここから上は大岩が無くなり奇岩の道は終わり、傾斜も緩くなった。道は尾根状になり、融合展望台に着いた。いくつかベンチが有り、眼下の相模湖の眺めも良い。



融合展望台からの相模湖の眺め。


融合展望台からは展望は無いが程よい傾斜の尾根状の登りが続く。一度平坦になると前方に石老山の稜線が見える。ここから一旦下り、登り返すと頂上に到着する。



石老山の山頂に到着。




山頂から丹沢方面を望む。


景色を眺める間も無く、早速ベンチで新年会の準備が始まった。ビールで乾杯の後、お汁粉がふるまわれた。飲み物もワイン、日本酒、ウィスキーと多彩だ。



石老山山頂での新年会。




石老山山頂での新年会。




石老山山頂での新年会。


宴の後、頂上で記念撮影をして、今年の抱負を語り下山を開始する。北西の稜線に沿ってどんどん下る。時々樹間から周囲の山々が見え小さなコブをいくつか越え前方に高尾山が見えるようになると大明神山に到着する。ここで少し休み隣の大明神展望台で展望を楽しむ。今日はあまり遠望はきかないが、扇山や三頭山等を眺める事ができた。丹沢方面は姫次あたりに雲がかかっている。



大明神展望台に到着。




大明神展望台に到着。




大明神展望台から相模湖を望む。




扇山を望む。




三頭山を望む。


後は樹林の斜面を下るだけである。どんどん下ると道は沢沿いになり、やがて林道に降り川沿いに歩くようになる。相模湖休養村のキャンプ場に到着すると左上にトイレが有り一休みする。さらに少し下ると舗装道路に出て、右にピクニックランドへ向かう。2時45分のバスに間に合いそうなので少し急ぐ。バスは定刻にやって来たが全員間に合った。相模湖でも連絡良く乗り継ぎ、4時には多摩センターに到着した。

石老山は今回歩いた顕鏡寺から登り大明神展望台経由で下るルートが眺めも楽しめて一番充実している。付近の嵐山や石砂山へと東海道自然歩道に足をのばすのも良い。

1月4日 標高 到着 出発
相模湖駅 8:33
石老山登山口 205 8:47 8:57
顕鏡寺表参道入口 245 9:11 9:16
顕鏡寺 335 9:28 9:38
融合展望台 510 10:03 10:11
石老山 694 10:40 12:40
大明神展望台 550 13:15 13:45
相模湖休養村 350 14:11 14:22
ピクニックランド入口 240 14:40 14:45
相模湖駅 14:54
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