山スキー

白馬 栂池・天狗原
つがいけ




2003年4月11日〜13日

11日 多摩=原村
12日 原村=信濃森上=栂池スキー場=信濃森上
13日 信濃森上=栂池スキー場=栂の森〜天狗原〜栂池スキー場=信濃森上=多摩

白馬の栂池で久々の山スキーを楽しみました。20年ぶりに道具をリニューアルして道具の進歩に感嘆しましたが、技術の方はなかなか進歩しません。それでもゲレンデとは一味違う山スキーに満足しました。


4月11日

夜9時半に多摩を出発し、12時前に原村の小屋に到着する。明日は雨だし、沢山のお酒と美味しいおつまみについつい夜更かしをしてしまった。

4月12日

7時に起床し、朝食を済ませ9時前に出発した。まだ雨は降っていないが、今日一日雨だと思うと出足も鈍る。豊科で高速を降り大町へ向かって走っているうちに雨が降り出した。白馬に近づくにつれて雨は激しくなり、とりあえず信濃森上の旅館「いりた」にチェックインした。



信濃森上の旅館「いりた」に到着。


宿で昼食をとり元気が出た所で雨具を着けて出発する。今日は一日雨なのでゲレンデで滑る事にした。雨のせいか栂池の栂池の駐車場もすいている。割引きされた一日券を買って元気にゴンドラリフトに乗る。



栂池スキー場の「栂の森山頂駅」付近にて。


上のリフトで何本か滑るが緩斜面なのですぐに飽きてしまった。一度ゴンドラリフトの中間駅まで下ってみたが、程々の斜面で楽しめる。一度レストハウスで一休みして、貸し切り状態の雨の丸山ゲレンデで思いっきり滑った。



貸切状態の雨の丸山ゲレンデを滑る。


夜は信濃森上の宿で地酒で盛り上がり、時を忘れて、いつの間にか眠ってしまった。

4月13日

今日は快晴というわけにはいかないが、天気予報通りの良い天気だ。7時に朝食を食べ、8時半に宿の車で栂池スキー場へ送ってもらう。既に駐車場は混みあっている。

上りの片道切符を買ってゴンドラリフトに乗る。上がるにつれてゴンドラリフトの左手に白馬岳が、五竜岳が、鹿島槍が姿を現した。昨日とは打って変わって素晴らしい展望が広がる。



ゴンドラリフトで栂の森へ向かう。




ゴンドラリフトの左手に白馬岳(右)の本峰を望む。




八方尾根と唐松岳を望む。奥は五竜岳と鹿島槍ヶ岳。


栂の森山頂駅のレストハウスでトイレを済ませ、栂第一ペアリフトで一本上り栂の森ゲレンデの最高点に着いた。



リフトで栂の森ゲレンデを上る。




リフトの終点にて。


ここから斜滑降で車道目指して下る。ここでストックの先の部分を落とす失敗をしてしまった。少し登ってストックの先は見つけたが、ポールに詰まった雪を取るのに時間がかかった。車道に降りると女性2人はスキーをザックに付け、出発の準備をしていた。急いでスキーにシールを付ける。

男性2人がシールで、女性2人が登山靴で、車道を成城大ヒュッテへ向けて歩きだす。元気な若者がボードを担いで、スノーシューを履いて追い抜いて行った。最初の屈曲点から左に山道に入る。ここで山靴の女性はワカンを付けることにした。ひと登りした所の小屋の脇で一休みした。小屋の屋根には2メートル以上の雪が積っており小屋がつぶれないかと余計な心配をする。



車道を成城大ヒュッテへ向けて進む。




正面に杓子岳、白馬岳が見えてきた。


さらに登って行くと二つ目の屈曲点に出て、さらに沢状を登ると右から車道を合わせ成城ヒュッテに到着する。左下に栂池平の雪原が広がり、白馬岳の眺めも素晴らしい。



成城大ヒュッテ下の斜面を快適に登る。




成城大ヒュッテ付近で杓子岳をバックに。




栂池平の向うに杓子岳(左)と白馬岳(右)が聳える。


ヒュッテからは明瞭な尾根を登るようになる。見上げる天狗原、乗鞍岳がまだまだ高い。尾根上は風が冷たくなってきた。傾斜もしだいに急になりシールでの登りもきつくなってきた。左に白馬岳や後立山連峰の山々を眺めながら快適に登る。天狗原の大斜面の基部で風を避けて一休みする。



正面に天狗原を見ながら登る。




だんだん斜面が急になってきた。




栂池平を眼下に見て登る。


天狗原へは一段と斜面がきつくなる。ワカンは直登できるが、スキーは直登は少しつらい。斜上しながらジグザグに登る。昔のシールは斜上すると横に外れたものだが、今のシールは、そんな事は無くなかなか快適だ。登るにつれて風が冷たく、強くなってきた。天狗原で一休みして、シールを外して下りの準備をする。スキーを背負って来た女性たちは登山靴からスキー靴に履き替えてスキーを履く。

雪が昨日の雨をたっぷり吸ってとても重い。初めの急斜面は斜滑降で下る。左の傾斜の緩い沢状の所を滑ってみたが、なかなかスキーが言うことを聞いてくれない。苦戦する正子を待ちながら時間をかけて下る。



斜滑降で下る。




重たい雪に苦戦。


成城大ヒュッテの脇では、若いボーダーが車座になって鍋を囲んでいる。我々も小屋の陰で風を避けて食事にした。暖かいコーヒーが何とも美味しい。

後はゲレンデまで車道を滑る事にする。傾斜の無さそうな車道だが滑ってみると意外にスピードが出る。ゲレンデに入ると、まさに天国だ。昨日は重いと思っていた雪も、今日の山の雪に比べたらとても軽く感じる。全員無事にゴンドラリフトの乗り場に着き、宿の車の迎えで信濃森上の宿に戻る。



振り返ると小蓮華岳が夕日に輝いていた。


急いでシャワーを浴びて、帰りの支度をして、宿を出発した時には6時半になっていた。まだ明るさの残る道を豊科へ向かって走る。梓川SAで夕食を済ませ、後は高速道路を快適に走るつもりが、夜の10時だというのに談合坂あたりで大変な渋滞にあってしまった。おかげで家に着いたのは12時近くになった。

春の雪は思いのほか重たい。山スキーでは荷物を背負っているので転ばぬように安全第一で滑ろう。栂池の天狗原はゲレンデの延長線で滑れるので山スキーの入門としては適している。ただし、天候の急変も有りうるので軽装備での入山は慎むべき

4月13日 標高 到着 出発
栂池スキーリフト終点 1680 9:45 10:22
小屋 1750 11:05 11:22
成城大ヒュッテ 1840 11:43
一本 1945 12:12 12:24
一本 2115 13:19 13:27
天狗原 2160 13:42 13:56
成城大ヒュッテ 1840 14:45 15:35
栂池スキー場下 750 16:30