家族山行

八ヶ岳  八子ヶ峰 1833m
 やしがみね


2000年11月24日

八ヶ岳の最北部

八ヶ岳原村=白樺湖〜八子ヶ峰〜白樺湖〜=八ヶ岳原村

三連休を利用して、家族で八ヶ岳へ登山とテニスを楽しみに行きました。残念ながら次男の邦彦は来れなかったため長男と三人で行く事になりました。23日はお昼に八王子の家を出発し、五日市から奥多摩道路を経て青梅街道で柳沢峠を越え、長男の運転で少し遅い紅葉見物ドライブをしました。ついでに甲府で夕食にほうとうを食べ、八ヶ岳の家に着いたのは7時を過ぎていました。もみの湯の温泉にゆっくりつかり、ゆっくり寝ることができました。


24日は朝8時出発の予定だったが、起きたのが8時であった。それでも急ぐ気になれず、ゆっくりと朝食を済ませ10時に出発した。3時にテニスコートを予約してあるのであまり時間がない。そこで今日の目的地は蓼科山の隣の八子ヶ峰に変更した。

大門街道経由で白樺湖へ着いたが、登山口がわからない。そこで、車でスキー場の途中まで登り上のリフト一本を歩いて登る事にした。実は、このリフトも右側の道路で上まで登れるのだが、そこまで登ってしまっては山登りにならないので、歩いて登る事にする。雪の無いスキー場の駐車場に車を止め、斜面を眺める。左の薮の中に道が有りそうだが取りつきがわからないので、ゲレンデの中央を登ることにする。時々振返り、白樺湖や車山を眺めながら登る。


車山をバックに白樺湖のスキー場を登る。

スキーのゲレンデを登りきると踏み跡のような道があり、笹の尾根状の登りになる。左に雪の無いゲレンデを見下ろしながら笹の尾根を登り、笹の中のゆるい登りの泥道を歩くとすぐに荒廃した無人小屋に着く。ここからはほぼ水平な道が続き、気持ちの良い笹の稜線歩きになる。


気持ちの良い笹の尾根を登る。


笹の稜線は広く平らになる。

足元は霜解けで少しぬかっているが、笹の稜線はほぼ平で気持ちよく歩ける。左には白樺湖が広がり、振り返ると車山の向こうに白い北アルプスの槍穂高が望める。右手は少し藪になっているが、その向こうに八ヶ岳の山々が連なり、正面には蓼科山が聳えている。


白樺湖を見下ろす。


白い北アルプス槍穂高をバックに八子ヶ峰を目指す。

小さなコブを越えると八子ヶ峰の頂上が見え、左にスキー場が広がっている。昔は何も無い頂上だったのに、頂上までリフトがかかっているのには驚いた。少し下り、リフトの終点に着く。ここから少し急な斜面を登ると頂上だ。ここからは北アルプスの槍穂高の頂上が良く見える。

この先にもう一つ八子ヶ峰の東峰(1869m)が有るのだが、時間が無いので割愛し、ここで昼食にする。不覚にもラーメンを買い忘れたので、手持ちの一つのラーメンを三人で分けて食べ、あとはコーヒーとクッキーでごまかす。


八子ヶ峰の山頂で昼食。

今日は快晴で、八子ヶ峰の頂上から360度の展望が楽しめる。一番近いのが蓼科山から続く八ヶ岳の山々、そして南アルプス北部の山々、頂上付近しか見えないのが残念な北アルプスの山々である。


蓼科山をバックに長男の草平。

昼食を済ませ、来た道を下る。無人小屋からゲレンデを下らずに薮の中の踏み跡を下ってみる。無事に駐車場へ着き、富士見のテニスコートへ向かった。一時間のテニスの後、鹿の湯につかり一日が終わった。

バスの時間を調べておけば、ビーナスラインの女神茶屋の駐車場に車を置いて、バスで白樺湖へ下り、白樺湖から八子ヶ峰、東峰と縦走して女神茶屋へ下るルートも使える。

10月24日 標高 到着 出発
八ヶ岳原村 1255 10:05
白樺湖スキー場 1600 11:10 11:20
八子ヶ峰 1833 12:18 13:20
白樺湖スキー場 1600 14:09 14:20
八ヶ岳原村 1255 15:10

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