旧友と歩く

八ヶ岳  蓼科山2530m
    たてしなやま


2000年9月15日

八ヶ岳の最北部

八ヶ岳原村=一の鳥居〜馬返し〜将軍平〜蓼科山〜将軍平〜馬返し〜一の鳥居=八ヶ岳原村

三連休を利用して、高校の旧友と八ヶ岳で登山とテニスを楽しむことにしました。14日の夜、比地原夫婦と小林さん、佐藤さんの4人で原村に入り、15日に蓼科山の登山とテニス、夜、曾我夫妻が参加して16日は高見石の登山とテニスという計画でした。14日の午後5時過ぎ、退社前に名古屋に単身赴任している山下さんから電話が入りました。今晩、筑波の自宅に戻り、明日の朝までに奥さんと八ヶ岳へ来るという連絡でした。名古屋は洪水の被害があったばかりなので山下夫妻の参加はあきらめていたのですが、これで蓼科山へは6人で登ることになりました。


15日の朝、6時に山下夫妻が到着した。7時に全員起床し、朝食をとって山の支度を始める。空はどんよりとして曇っている。今日は蓼科山を登る計画だったが、天候が悪そうなので行動時間が短い高見石に目的地を変更して8時過ぎに原村を出発した。

車を走らせていると、青空がでてきて、雲の中に隠れていた八ヶ岳の山々が顔を出した。芹ヶ沢の手前で計画を元に戻し蓼科山へ向かうことにした。蓼科湖の横を過ぎ、女神湖から夢の平林道に入る。料金所を過ぎ、しばらく走ると右に広い駐車場がある。ここが蓼科山の七合目の登山口である。

登山口には「一の鳥居」という鳥居があり、休憩場、トイレが完備している。登山口にスキーのストックが置いてあり、自由に使えるようになっているので、皆で借用した。鳥居の前で出発前の記念写真を撮り、蓼科山へ向けて出発した。


七合目登山口「一の鳥居」にて。

しばらく樹林の中の平坦な道を歩き、馬返しの先からつづらおれの登りになる。暑くないので皆元気に登ってゆく。やがて樹林の中の直登になり、ひと休みする。登山口にはあまり人がいなかったのに、いつのまにか前後に大勢の登山者がいるのに驚いた。


樹林の登りで一休み。

やがてガレ場の横を登るようになると樹林が開けて、背中から太陽の光を受けるようになる。登山道には階段状に木が固定してあるが、ザレていて滑りやすい。ザレた道をひたすら登って行くと樹林の高さがしだいに低くなり、将軍平あたりが見えるようになった。将軍平手前でひと休みする。


苦しい登りが続く。

少し登ると小屋があり、ここが将軍平である。ここから蓼科山の頂上が手の届く所に見える。蓼科山をバックに、小屋の元気な娘さんに写真を撮ってもらった。


将軍平の蓼科山荘前にて、蓼科山をバックに。

将軍平からいくぶん斜度がきつくなり、大きな石がゴロゴロする登山道の登りになる。所々、木のはしごもあり、快適に高度をかせいでゆく。振返ると眼下に将軍平の蓼科山荘の屋根が見え、大勢の登山者が登ってくるのが見える。


蓼科山山頂への登り。

直上していた道が左にトラバースするようになると頂上は近い。山下の奥さんをはじめ皆元気に登っているが、昨夜ほとんど寝ずに運転してきた山下が少し疲れてきたようだ。


トラバースに入ると山頂は近い。


ガンバレ山下。

森林限界を過ぎ、天気も良く、周りの山々の眺めが素晴らしい。やがて頂上の蓼科山頂ヒュッテに着き、その向こうに赤岳を中心とする南八ヶ岳が姿を現した。


蓼科山頂ヒュッテ手前で姿を現した赤岳(中央)。

小屋の先の平坦な場所でお湯を沸かしてラーメンのを作る。自分の箸しか持ってきていない事に気がつきひんしゅくをかってしまったが、佐藤が小屋に行って箸をもらってきてくれたので助かった。

旧友と八ヶ岳の山々を眺めながらの食事は格別で、かけがえの無いひと時である。食事の後、岩がゴロゴロする頂上を歩いて、蓼科山山頂の標識の所で登頂記念の写真を撮った。


山頂付近での昼食。


山頂にて。

眼下にピラタススキー場が広がり、その向こうに広がる八ヶ岳の山々は広大だ。8月末に会社の仲間と登った天狗岳が硫黄岳のの手前に見える。南八ヶ岳の山が左から、平らな硫黄岳、ギザギザの横岳、尖った端正な赤岳、小さな中岳、左が切れ落ちた阿弥陀岳、その右に旭岳と権現岳が重なって見え、富士山のような編笠山、そして最後に西岳。


赤岳を中心とした八ヶ岳南部の山々。

蓼科山の頂上は広大な岩の広場になっている。時間が無いので行かなかったが、中央に鳥居があり、これが蓼科神社であろう。その向こうには、雲の中に槍ヶ岳の姿がかすかに見えた。


蓼科山の頂上は広大な岩の広場。

再び食事をとった場所に戻りコーヒーを沸かし、しばらくくつろいだ後、下山を開始した。1時間20分休まずに一気に下り、「一の鳥居」へ無事到着した。急いで原村へ戻り、夕方テニスをしたのは言うまでも無い。

同じルートの往復を避けるには、大河原峠から蓼科山へ登り天祥寺原へ下る、南の女神茶屋から登り天祥寺原へ下るなどのルートが考えられる。

9月9日 標高 到着 出発
八ヶ岳原村 1255 8:15
一の鳥居 1900 9:25 9:35
一本 2075 10:09 10:17
一本 2320 10:54 11:06
将軍平 2340 11:09 11:16
蓼科山 2530 11:49 13:11
将軍平 2340 13:38
一の鳥居 1900 14:32 14:47
八ヶ岳原村 1255 15:45


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