奥高尾主脈の最高峰

高尾・陣馬  陣馬山   855m
じんばやま


2000年7月1日

奥高尾主脈の最高峰で、頂上は八王子市と神奈川県津久井郡の境

高尾山口〜高尾山〜景信山〜陣馬山〜陣馬高原下

今日はめずらしく友人の佐藤博さんと山へ行く事になりました。佐藤さんは高校時代の同級生で、平塚山岳会に所属していた事もあり、現在キャノンに勤務しています。今回の山行の目的は佐藤さんと今後の山行について語り合うことです。


久しぶりの電車での山行である。高尾山口まで1時間であるが、待ち合わせていることもあって時間が気になる。9時に京王線高尾山口での待ち合わせだったが、9時ギリギリに着いた。待合室で待っていた佐藤博さんと久々の対面である。

彼は暑いからとジョギングスタイルに着替え、出発した。高尾山にはランナーも大勢走っているのであまり違和感は無いが少し離れて歩きたい気分だ。駅前には我々より10年以上先輩と思われる元気な人が沢山集まっている。沢コースから高尾山に登る事にする。のんびりしゃべりながら歩いていると後から元気な老人が抜いて行く。

沢沿いの杉林の中なので低山とはいえ、あまり暑くない。やがて沢を離れ尾根状の登りになる。まだ体のキレが悪いのでベンチの手前で一休みする。ベンチを越えるとすぐに高尾山の頂上に着いた。今日は午後から天気が悪くなるせいか頂上は意外に空いている。今日は曇っていて遠望はきかないが石老山まではよく見える。

そのまま陣馬山方面へ出発する。縦走路は意外にも暑くなく気持ちよく歩いた。疲れたわけではないが、一丁平、城山とのんびり休みながら進む。景信山の登りは意外と長かった。景信山のベンチで昼食にした。今日はずっとしゃべりながら歩いたせいか、のどが渇いて水の減りが早い。不覚にも景信山の茶屋で水を買うことになってしまった。


景信山にて高尾山、城山をバックに。左が佐藤氏。

景信山を下り、あとは巻き道を進む。明王峠の手前でポツリポツリと降りだした。傘をさす程ではないが本降りになりそうな気配だ。明王峠で一休みして陣馬山へ向かう。陣馬山の頂上には誰もおらず茶屋に数人のハイカーが休んでいる。


陣馬山の頂上にて。雨が降り始めた。

陣馬山へは今年の正月に初日の出を拝みに来て以来だが、あの時の頂上の賑わいに比べて今日は静かなものだ。小雨の中、和田峠へ向けて急な階段を下って行く。和田峠の茶屋には若いパーティーが休んでいた。ここから舗装された林道をひたすら下る。バスの時間はわからないが、まあ何とかなるだろう。


静かな陣馬山の山頂付近。

バス停が近くなると、一度追い抜いたパーティーが追いついてきた。バスの時間が近いのだろうか、我々も急ぐ事にする。バス停にはすでにバスが待っていた。あと7分で出発だ。今日は運がいい。急いで近くの売店でビールを買い、乾杯する。バスの中で、次の山行は8月の5日から3日間で南アルプスの塩見岳へ行く事に決まった。これからの山行に頼もしいパートナーができた。

特に無し。

自宅 7:40
高尾山口駅 190 8:55 9:10
一本 550 10:05 10:14
高尾山 600 10:20 10:22
一丁平 635 10:54 11:08
城山 677 11:23 11:45
景信山 727 12:32 13:13
明王峠 740 14:17 14:25
陣馬山 855 15:00 15:13
陣馬高原下 320 16:07 16:15
自宅 17:30


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