八ヶ岳の展望台

南アルプス  入笠山    1955m
にゅうがさやま


1999年8月4日

中央線の富士見駅の南方

原村−富士見駅−御所平峠〜入笠山〜御所平峠−原村

入笠山は中央線をはさんで八ヶ岳の向かい側に有り、八ヶ岳に行くと必ず見える山ですが、もう何年も登っていません。最後に登ったのは15年くらい前でしょうか、両親と兄の家族あわせて10人で登りました。その時の写真がまだリビングに飾ってあります。

登ったといっても頂上のすぐ下まで車で入れるので30分ぐらいの登りで山頂に立てます。初めて登った時は山岳部の人に連れられて小雨の中、中央線の青柳駅から歩いたものです。夏休みの午後、ふと思いたって妻と入笠山へ登る事にしました。


原村にも立派な農道がたくさんできている。農道の周りには建物が少ないので意外と眺めが良い。左に振り返ると少し雲がわいているが、阿弥陀岳の眺めが素晴らしい。


原村付近の山麓から阿弥陀岳を望む。

右手には南アルプスの前衛峰が見え、その中で入笠山が少し目立っている。特に山腹の富士見パノラマスキー場は目立つ。


真ん中が入笠山、手前は富士見パノラマスキー場。

やがて農道から富士見への道にはいる。中央線をくぐり、甲州街道を茅野方面へ少し戻る。入笠山入口で左折し、やがて道はつづら折れの山道になる。とは言ってもしっかり上まで舗装され、途中までは幅も広い走りやすい道だ。木の間から時折八ヶ岳が見える。


入笠山の中腹から八ヶ岳を望む。

御所平峠の駐車場に車を置き頂上を目指し出発する。左手のお花畑にはあまり咲いていない。そのお花畑を見ながら登山道を登る。頂上はすぐそこだ。入笠山の頂上は広く眺めが良い。振り返ると八ヶ岳には雲が湧いている。く


雲湧く八ヶ岳。

入笠山の頂上を見ると妻が何やら覗きこんでいる。周辺に見える山の名前が書いてあるようだ。その向こうには大きな雲が湧きあがっていて美しい。


入笠山山頂にて、南アルプスから押し寄せる積乱雲。

八ヶ岳の雲が少し切れた。シャッターチャンスだ。その名の通り赤く輝く赤岳を望遠で撮る。


赤く輝く赤岳。

南東には南アルプスの甲斐駒ヶ岳が見えるはずだが、どんどん雲が湧いていて見えない。風も押し寄せてきて少し寒い。北西にはのどかな牧草地が続き、その先に諏訪湖が見える。諏訪湖の向こうにそびえているのは美ヶ原だろう。


諏訪湖を望む。奥の山は美ヶ原。

今は少しさみしいが、頂上付近にもお花畑がある。とは言っても原村の家の庭の花と同じ花ばかりである。


入笠山頂上のお花畑。

同じ道を下り御所平峠へ着く。途中車で湿原に寄り道をして原村の家にもどった。


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