ヒマラヤ 青蔵鉄道とチョモランマBC(5169m)  閉じる
コース概要

2007年 6月14日 成田空港=上海空港=成都空港=ホテル
6月15日 ホテル=成都空港=西寧空港=タール寺=ダライラマ生家=ホテル
6月16日 ホテル=日月亭=青海湖=西寧中央駅(青蔵鉄道乗車)
6月17日 =(青蔵鉄道)=ラサ駅=ホテル
    6月18日 ホテル=大昭寺(ジョカン)~六角街(パルコル)=ホテル
    6月19日 ラサ=シガツェ=タルシンボ寺=シガツェ
6月20日 シガツェ=ユロン・ラ=ラクパ・ラ=シェーカル
    6月21日 シェーカル=パン・ラ=ロンブク=チョモランマBC=シェーカル
    6月22日 シェーカル=ラサ
    6月23日 ホテル=ポタラ宮=ホテル
    6月24日 ホテル=ラサ空港=成都空港=武候祠=ホテル
    6月25日 成都空港=北京空港=成田空港
       

西寧からチョモランマBCへの地図
*文中の地図は中野隆夫氏提供*


 昨年の7月に西寧からラサへ全通した青蔵鉄道に乗りラサに入りました。四千メートル級のチベット高原を走る青蔵鉄道から眺める崑崙山脈の風景は果てしなく広大でした。ラサからランドクルーザーに分乗して5000mの峠を越えてロンブク・ゴンパへ。ロンブク・ゴンパで馬車に乗り換え、チョモランマBCに入りました。チョモランマBCからは、ネパール側のBCとは異なりエベレスト手前の高山が無く、エベレスト全体を眺めることができ感激しました。帰路は同じ道をランドクルーザーでラサへ戻り、ラサから空路で成都に戻りました。

6月14日

成田空港から上海空港経由で成都空港へ入り、成都のホテルに宿泊しました。3年前に四姑娘山ハイキングの時に立ち寄った成都から大きく都市化が進み、高層マンション群や地下鉄工事に驚きました。

写真


上海空港に到着CA158




20階の食堂街で昼食後、荷物を引いて3階の国内線出発ロビーへ




国内線出発ロビーへ



成都空港に到着CA1949




成都空港からバスで




迎えのバスで成都のホテルに到着


行動記録
場所 標高 到着 出発
成田空港 40 8:50
上海空港 4 10:55 15:35
成都空港 493 18:26 18:50
成都ホテル 518 19:20

 
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6月15日

早朝、成都空港へ向かい朝食を摂った。西寧空港へのフライトは国内線だが食事のサービスがあった。西寧空港からバスで西寧を経由してタール寺に向かう。山に囲まれた空間に建つ如来八塔は素晴らしい。昼食後バスでダライラマ14世の生家へ行き、西寧のホテルへ戻った。

写真


早朝バスで成都空港に到着




成都空港を出発 CA4253




西寧付近上空




西寧の町




西寧空港に到着




西寧空港




西寧空港からバスでタール寺へ向かう




西寧の西南25kmのタール寺へ向かう




高原に建つタール寺の広場に到着




タール寺







如来八塔







大金瓦殿




小金瓦殿を見学



















近くの食堂で昼食




昼食後バスでダライラマの生家へ向かう




山道をバスで2時間程走る







農家の奥のとてもわかりにくい場所で、標高は2800m程




ダライラマ14世の生家に到着




大きな家で、ダライラマ14世は1935年にこの家で生まれた







西寧に戻りレストランで夕食




ホテルに到着


行動記録
場所 標高 到着 出発
成都ホテル 518 5:56
成都空港 493 6:18 7:40
西寧空港 2,006 9:15 9:42
タール寺入口 2,691 10:45 10:58
タール寺出口 2,691 12:50 12:50
レストラン 2,691 13:00 13:52
ダライラマ生家 2,820 16:15 17:05
レストラン 2,269 18:49 19:55
西寧ホテル 2,245 20:08


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6月16日

今日は高度順化の日だ6時に起床すると外は雨だ年間降雨量が100mmの西寧には珍しい。バスで西寧を出発し雨の中、高速道路で標高3538mの日月山へ向かう。この道は青海湖、ゴルムドを経由してラサへ向かう道でメイン道路である。日月山に到着すると山腹にタルチョが沢山はためいている。日月山からバスで青海湖へ行き、遊覧船で回遊する。バスで西寧に戻り夕食後西寧中央駅から青蔵鉄道に乗車した。

写真


西寧のホテルを出発




雨の中、高速道路で日月山へ向かう






日月山の駐車場に到着した




タウチョはためく日月山へ石畳の道をゆるやかに歩いて行く













文城公主記念館




文城公主記念館二階の展望台から望む日月山




日月山神牛










交成小生の像




日亭




月亭










3380mの山頂に建つ日亭のお堂










タウチョの山頂







バスで青海湖へ向かう




青海湖が見えてきた




公園エリアにあるレストランで昼食










昼食後、広い駐車場を歩いて青海湖公園の入口へ行く




入口で百元のチケットを購入して中に入る







電気自動車が待っていて湖岸まで運んでくれる




遊覧船の乗場は魚雷発射試験基地の前にある




高速の遊覧船に乗船







標高3160mの青海湖を25分遊覧する










バスで西寧へ戻る




西寧のレストランで夕食




青蔵鉄道出発の1時間前の7時20分に西寧駅に到着




乗車券を受け取る










13号車の寝台に乗り込む




カーテンのようなものは無くプライバシーの無い寝台車







大きなスーツケースを置くスペースは無いのでできるだけ小さな荷物が良い


行動記録
場所 標高 到着 出発
西寧ホテル 2,245 8:00
休憩 2,628 9:03 9:13
日月亭駐車場 3,465 9:50 10:02
日月山 3,538 10:45 11:03
休憩 3,293 11:15 11:27
青海湖レストラン 3,244 12:08 13:05
青海湖公園入口 3,230 13:20 13:23
青海湖遊覧船乗場 3,176 14:00 14:45
青海湖遊覧船乗場 3,176 15:09 15:09
青海湖公園出口 3,230 15:21 15:36
休憩 2,935 16:40 16:53
レストラン 2,250 18:00 19:00
西寧駅 2,205 19:20
セキュリティチェック 2,205 19:45
西寧駅発車 2,205 20:27


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6月17日

昨夜、西寧駅を出発して青蔵鉄道の夜行列車で拉薩に向かう。ゴルムド駅に8時に到着し朝を迎える、ここから乗車する人もいる。列車はしばらく砂漠の中を走り、コンロン山脈に近付いてくると遠方には雪の山も見えるようになる。海抜5068mのタングラ山駅を通過し、海抜4512mのナクチュ駅がゴルムド駅以降初めて下車できる駅である。やがて日が落ち車窓の眺めが無くなると終着駅のラサに到着する。

写真


西寧から拉薩への青蔵鉄道、最高地点はタングラ駅の5068m




海抜2828mのゴルムド駅




8時過ぎに朝食の弁当を摂る




列車はしばらく砂漠の中を走る










遠方には雪の山も見えるようになり次第にコンロン山脈に近付いてきた
















海抜4648m、全長1686mのコンロン山トンネルを越えると
新雪の雪原が広がり、雪が降り始めた










列車内の洗面所




連結部付近に詰め込まれたスーツケース




24席程度しか無いので食堂車の予約は困難










動物保護のための全長11.7kmの清水河特大橋







車内の温度、高度表示盤




海抜4517mのトト河駅には1分間の停車で下車はできない










昼食の弁当







14時28分にあっけなく海抜5068mのタングラ山駅を通過した







標高6621mの真っ白なタングラ山主峰のクジタント雪山



















淡水湖のツォナ湖




5時半ごろ早目の夕食を弁当で済ませる




海抜4512mのナクチュ駅に到着




ゴルムド駅以降初めて下車できる駅、プラットホームに降りて体を延ばして深呼吸をする



















当雄(ダンジュン)駅は1分の停車







夜11時ごろラサ駅に到着




ラサ駅の改札口







バスで拉薩のホテルへ


行動記録
場所 標高 到着 出発
ゴルムド駅 2,828 7:15 7:35
玉珠峰(ティチューフォン)駅 4,159 8:56
沱沱(トト)河駅 4,547 12:24 12:25
昼食 12:50
タングラ駅 5,065 14:28 14:29
安多(アムド)駅 4,704 16:14 16:15
夕食 17:35
那曲(ナクチュ)駅 4,512 17:57 18:07
当雄(ダンジュン)駅 4,293 20:01 20:02
拉薩(ラサ)駅 3,641 21:55 22:12
ラサ・ホテル 3,646 22:30


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6月18日

今日はラサで休養の日だ。朝7時に起きてゆっくりと朝食をとる。朝食後、午前中は時間があるので市内を散歩する。スーパーマーケット等を覗いて歩くが、携帯端末の店が元気が良い。
ホテルに戻り、昼食後迎えのバスで大昭寺へ向かう。駐車場でバスを降りて道路を渡ると広い参道の両側に土産物屋の屋台がずらっと並ぶ。人込みの中を真っすぐ大昭寺の正門に向かって歩くと正門の前には五体倒地をする人であふれている。大昭寺の中に入ると本堂の前の庭に出る。本堂の外に出て屋上へ急な階段を登る。屋上からはポタラ宮を始め、ラサの市内が展望できる。
大昭寺の外には大昭寺の外側を一周する八角街バルコルと呼ばれる土産物屋街がある。日用品からチベット仏教用品までさまざまな店や屋台がならんでいる。駐車場へ戻りバスでホテルへ帰る。

写真


朝、ホテルでのんびりして拉薩の市内散策に出かける




富士山より少し低い標高3,650mの拉薩の町を歩く




スーパーマーケットを覗く







昼食後迎えのバスで大昭寺へ向かう







ポタラ宮の前を通って




広い参道の両側に土産物屋の屋台がずらっと並ぶ







大昭寺の正門










大昭寺の入口は正門ではなく、正門から少し右へ歩いた所にある




正門の前には五体倒地をする人であふれている




大昭寺の入口




中に入ると本堂の前の庭に出る










本堂の回りにはマニ車が並んでいるが立ち入り禁止になっている










一旦本堂の外に出て屋上へ向かう




急な階段を登って出た屋上からはポタラ宮を始め、ラサの市内が展望できる




漢民族の投資で建設ラッシュの拉薩




大昭寺の外側を一周する八角街バルコルと呼ばれる土産物屋街




大昭寺の広い参道の向こうに聳えるポタラ宮







バルコルの土産物屋街を歩く




大昭寺を一周して様々な店の屋台が並ぶ




バスでホテルへ戻る


行動記録
場所 標高 到着 出発
ラサ・ホテル 3,646 9:40
ラサ・ホテル(市内散策) 3,646 11:30 13:55
駐車場 3,654 14:06 14:06
大昭寺入口 3,654 14:21 14:26
大昭寺出口 3,654 15:29 15:29
バルコル入口 3,654 15:30 15:30
バルコル出口 3,654 15:55 15:55
駐車場 3,654 16:05 16:24
ラサ・ホテル 3,632 16:35 18:08
レストラン 3,654 18:15 19:20
ラサ・ホテル 3,646 19:25


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6月19日

いよいよエヴェレストBCへ向けて出発だ。6時に起床し、朝食後8時にランドクルーザーに分乗してラサ3650mを出発した。ネパールのカトマンズへつながる中尼公路を西へ向けて走る。

写真


中尼公路の拉薩からシガツェまで




朝食後、四輪駆動の車に分乗して拉薩(3650m)のホテルを出発した







中尼公路を西へ向けて走る




しばらくは左手にラサ川を眺めながらの緩やかな下りだ





































右手にゴンパ(お寺)が見え川幅が広く、盆地状になる




小さな村を通過する










タデゥカニョモの手前の広々とした川の眺めの良い所で休憩する







シガツェまではもう一走りだ













前方の右奥に白いゴンパが見え、シガツェは近い







シガツェの町に入った







シガツェのホテルに到着




ホテルから望むシガツェの町と山腹のタルシンポ寺




シガツェのホテルで休息後タルシンポ寺へ出発




レストランで昼食




ダライラマ1世が1447年に建立したタルシンポ寺




駐車場を出てチケットを購入し山門をくぐる




タルシンボ寺は山を背に広がる壮大なゲルク派のお寺である
白い建物は大タンカ台













富士山の高さなのでゆっくり歩く




弥勒殿へ坂道を登る



















大タンカ台







弥勒殿の前庭




弥勒殿













迷路のような建物の間の道を下って駐車場へ戻る




ホテルで休憩してレストランで夕食


行動記録
場所 標高 到着 出発
ラサ・ホテル 3,646 8:02
チュスル 3,601 9:08 9:16
休憩 3,739 10:06 10:17
タドゥカ 3,786 11:03 11:19
シガツェ・ホテル 3,844 12:29 13:28
レストラン 3,853 13:35 14:25
タルシンポ寺入口 3,852 14:30 14:30
タルシンポ寺出口 3,852 16:10 16:10
シガツェ・ホテル 3,844 16:15 18:05
レストラン 3,853 18:10 19:20
シガツェ・ホテル 3,844 19:25


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6月20日

今日はシガツェからシェーカルへ3つの峠を越える四千メートル級の旅だ。中尼公路をさらに西へ快適に走り、緩やかなタ・ラ(峠)4050mを越え、ツヅラ折れの道を上り詰めるとユロン・ラ(峠)4544mに到着する。ユロン・ラ(峠)に車を止め近くの4561mの小ピークを登る。
ラツェ4025mには1時前に到着し、ここで昼食にする。ラツェからはエベレストへ向かって南西に走る。車は快適にどんどん高度を上げて、中尼公路の最高地点であるラクパ・ラ(峠)5160mに到着した。広々とした峠で風が強い。クパ・ラ(峠)から少し下ると道路は工事中になり左の未舗装の旧道に入る。土煙を上げながら崖淵の細い道を走るのでスリルがある。10分程で舗装道路に戻りほっとしていると、正面にエベレストが見えてきた。この季節にここからエベレストが見えるのは大変珍しい事で車を止めて記念撮影をしてしばらく楽しむ。
峠道をどんどん下り4時半前にシェーカル4,324mのホテルに到着した。標高が高いのでホテルの中の階段の登り降りも息が切れる

写真


朝のシガツェ、タルシンポ寺




シガツェのホテルを出発




中尼公路をさらに西へ快適に走り緩やかなタ・ラ(峠)4050mを越える




























ユロン・ラ(峠)4520mへ向けてツヅラ折れの道を登る




ユロン・ラ(峠)4520mに到着




ユロン・ラ(峠)に車を止め近くの小ピーク4561mを登る




皆でケルンを積み、中に日本円の硬貨を入れ旅の安全を祈願した




ユロン・ラ(峠)4520mを見下ろす




ケルンを前に













ラツェ4050mに2時前に到着し、ここで昼食にする







ラツェからはエベレストへ向かって南西に走る
















ラクパ・ラ(峠)5160mに到着した




中尼公路の最高地点ラクパ・ラ(峠)5160m







シェーカル4400mへ向けて峠道をどんどん下る




クパ・ラ(峠)から少し下ると道路は工事中になり左の未舗装の旧道に入る







10分程で舗装道路に戻る




正面にエベレストが見えた
















シェーカル4400mの町に到着




シェーカルのホテルに到着














行動記録
場所 標高 到着 出発
シガツェ・ホテル 3,844 9:00 9:24
タ・ラ(峠) 4,036 10:00
休憩 3,911 10:21 10:39
ユロン・ラ(峠) 4,544 11:28 11:29
小ピーク 4,561 11:37 11:55
ユロン・ラ(峠) 4,544 12:02 12:03
ラツェ 4,025 12:40 14:13
休憩 4,156 14:25 14:35
ラクパ・ラ(峠) 5,262 14:57 15:15
エベレストビュー 4,550 15:48 16:00
シェーカル・ホテル 4,324 16:19 18:00
レストラン 4,324 18:07 18:47
シェーカル・ホテル 4,324 18:57


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6月21日

今日はシェーカルからエベレストBCを往復する。4時に起きて中野さんと全員の昼食のアルファ米にお湯を入れ、早々に朝食を済ませる。暗い中尼公路を南西に向けて走るとすぐにチェックポストが有り、ここでエベレストBCのパーミッションとパスポートのチェックを受ける。チェックポストの少し先で中尼公路と分かれ、エベレストBCへの道に入り南下する。すぐに舗装が切れ、ダートになる。
分岐から50分ほどでパン・ラ(峠)5150mに到着した。ここからエヴェレスト、マカルー、チョオユーが見えるはずだが、まだ辺りは暗く、もう少し下る事にする。峠から20分程下った所に車を止めて日の出を待つ。辺りは次第に明るくなり、左からマカルー、エヴェレスト、チョオユー、少し離れてシシャパンマと8000m級のヒマラヤの山々が姿を現した。長いツヅラ折れの道が終わり岩のトンネルを出ると、驚いたことに緑の畑に囲まれた集落に出た。さらに下ってゆくといくつかの集落を過ぎ、タシゾムの町に降りる。
ロンブク・ゴンパに着くとエベレストがまさに目の前に聳えている。少しゆくとエベレストBC手前の宿場に到着する。ここで車を降り、馬車に乗り換える。一人40元の馬車に乗ってエベレストBCを目指す。馬車に40分程揺られて、エベレスト(チョモランマ)BC5154mに到着した。物凄い迫力でエベレストが眼前に聳え立っている。ここからのエベレスト(チョモランマ)は左に北東稜、右に西稜と端正な姿を見せてくれる。馬車は30分しか待ってくれないので、後ろ髪を引かれる思いで小山を下り馬車に乗る。再び車に乗りすぐ下のロンブクへ行き、ゴンパの前の広場で昼食にする。
帰途のパン・ラ(峠)からはマカルー、エベレスト、ギャチュンカン、チョオユー、シシャパンマのヒマラヤの巨峰たちを眺めることができたが、残念ながら山頂付近は雲に包まれてしまっている。それにしてもこれだけの山を眺められるとは、パン・ラは素晴らしい峠である。
チェックポストでパスポートのチェックを受けシェーカルのホテルに到着した。

写真


シェーカルからチョモランマBCへ




朝4時に起きて全員の昼食のアルファ米にお湯を入れ、早々に朝食を済ませる




中ホテルを出発して暗い中尼公路を南西に向けて走る




すぐにチェックポストが有り、エベレストBCのパーミッションとパスポートのチェックを受ける




パン・ラ(峠)5150mから20分程下った所に車を止めて日の出を待つ




エベレストの眺め

























さらに下ってゆくといくつかの集落を過ぎ、タシゾム4166mの集落に着く













緑の畑が続く







道路は左の川沿いに南下して行く




荒涼とした原野に意外と沢山の草花が有る




























ロンブク・ゴンパ4996mに到着







ロンブク・ゴンパに着くとエベレストがまさに目の前に聳えている




エベレストBC手前の宿場に到着




テントのホテル街?の間の道を馬車乗場へ100m程歩く




馬車の駐車場







一人40元の馬車に乗ってエベレストBCを目指す













馬車に40分程揺られて、エベレスト(チョモランマ)BC5150mに到着した




チョモランマBCからチョモランマへのルート




急いで目の前の小山に登り心置きなく写真を撮る




左はチョモランマ北東稜




右はチョモランマ西稜




ガイドと




全員で




馬車は30分しか待ってくれないので、後ろ髪を引かれる思いで小山を下る







エベレストBCの中国オフィース




馬車乗り場へ戻る










30分程馬車に揺られてテント街に到着した




ロンブクへ・ゴンパからのチョモランマ




ロンブク・ゴンパの前の広場でアルファ米の昼食にする




ロンブク・ゴンパを見学






















シェーカル目指して帰途に着く




自転車でパン・ラを越える旅人




タシゾム4166mの町に到着













ヒマラヤの山々を眺めながらパン・ラ5203mを車で上がる







パン・ラへの九十九折の道







パン・ラ5203mから眺めるヒマラヤの高峰







チョオユー




エベレスト










パン・ラを下る







ようやく舗装された中尼公路に到着







チェックポストでパスポートのチェックを受ける




シェーカルのホテルに到着




ドライバーへお礼





行動記録
場所 標高 到着 出発
シェーカル・ホテル 4,324 5:06
チェックポスト 4,279 5:15 5:25
分岐 4,324 5:32
パン・ラ(峠) 5,203 6:13 6:23
夜明け 4,936 6:40 7:09
朝焼け 4,861 7:16 7:22
タシゾム 4,166 7:55
休憩 4,631 8:37 8:51
ロンブク・ゴンパ 4,996 9:20 9:31
駐車場 5,015 9:37 9:38
馬車乗場 5,025 9:48 9:51
エベレストBC 5,150 10:39 10:39
小ピーク 5,169 10:45 11:05
エベレストBC 5,150 11:09 11:10
馬車乗場 5,025 11:38 11:39
駐車場 5,015 11:46 11:46
ロンブク・ゴンパ 5,000 12:02 13:05
休憩 4,649 13:30 13:37
タシゾム 4,166 14:19
パン・ラ(峠) 5,203 15:09 15:31
休憩 4,307 16:08 16:19
チェックポスト 4,279 16:23 16:34
シェーカル・ホテル 4,324 16:41 18:00
レストラン 4,324 18:10 19:00
シェーカル・ホテル 4,324 19:10


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6月22日

今日はラサまでのロングドライブである。4時半に起床して、早々に朝食を済ませ、昨日同様まだ暗い夜空の下、6時前にシェーカルを出発した。暗い中、車は快適に走り、行きにあった工事区間も無く、明け方にパン・ラ(峠)を通り過ぎた。峠を下った所で休憩をし、ラツェの町を過ぎ、タ・ラ(峠)を9時前に通過した。素晴らしく快調なペースで走り、川沿いの広々とした所で休憩した。
30分程走ると左手に金色の屋根のタルシンポ寺が見え、シガツェの町を通り過ぎた。広い川沿いの道を快適に走っていると雲が増え、少し雨が落ちてきた。左手の山は白く薄化粧をしており、昨夜はこの辺りは雨だったようだ。
途中で一休みした後、12時前にニュモのレストランで昼食にする。もうラサまでは2時間の距離である。順調にチュシュルを過ぎ、ラサ3600mのホテルには2時半に到着した。
夕食までは時間があるので、ラサの駅へ見学に行くことにした。ホテルからタクシーで30元である。ラサの町を西に走り、真新しい橋でラサ川を渡るとラサの駅に到着する。なかなか立派な駅舎である。プラットホームの列車の写真を撮りたかったが、残念ながら駅の中に入る事はできず、駅舎の写真だけ撮った。切符売り場はいくつかのカテゴリーに分かれており、最優先は共産党員の窓口のようだ。駅の周辺にはカバンをかかえた怪しそうなダフ屋がうろついている。
帰りは1人1元の市内行きの路線バスに乗る。ポタラ宮の近くを通るバスだったので、ポタラ宮まで行き、前の展望台からポタラ宮の写真を撮ることにした。間近から見上げるポタラ宮はなかなか壮観である。
ホテルへは7元の2人乗りの輪タクで戻る。

写真


拉薩への帰路




暗い中、車は快適に走り明け方にパン・ラ(峠)を通り過ぎた




左手に金色の屋根のタルシンポ寺が見え、シガツェの町を通り過ぎた







広い川沿いの道を快適に走っていると雲が増え、少し雨が落ちてきた




ニュモのレストランで昼食にする










拉薩のホテルに到着




ドライバーさんにお礼のあいさつ




夕食までは時間があるので、30元のタクシーでラサの駅へ見学に行く







拉薩駅に到着










切符売り場はいくつかのカテゴリーに分かれており、最優先は共産党員の窓口のようだ







帰りは1人1元の市内行きの路線バスに乗る




バスでポタラ宮まで行き、前の展望台からポタラ宮の写真を撮る




監視カメラとポタラ宮




ホテルへは7元の2人乗りの輪タクで戻る


行動記録
場所 標高 到着 出発
シェーカル・ホテル 4,324 5:40 5:51
ラクパ・ラ(峠) 5,260 6:44
休憩 4,791 6:59 7:10
ユロン・ラ(峠) 4,544 7:57
休憩 4,015 8:35 8:45
シガツェ 3,857 9:33
休憩 3,787 10:33 10:45
ニュモ 3,706 11:49 12:28
休憩 3,674 12:50 13:00
ラサ・ホテル 3,646 14:33 15:35
拉薩(ラサ)駅 3,643 15:45 16:15
ポタラ宮 3,651 16:38 16:57
ラサ・ホテル 3,646 17:05


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6月23日

今日はポタラ宮を見学する日である。ポタラ宮の団体枠を確保するのもなかなか困難なようで政治力が必要なようである。前日の夜になってやっと見学時間が決まり、午後2時からの見学になった。ゆっくり7時に起床して朝食を取り10時半にバスでホテルを出発し、バルコルへ行く。バルコルでお昼まで買い物をし、昼食を摂る。
2時過ぎに輪タクでバルコルを出発し、ポタラ宮へ向かう。団体の入口は正面ではなく、向かって右側面にある。団体入口の近くで少し待って2時前にパスポートを見せて入場する。パスポート番号が記入されたリストで一人一人チェックされる。入口を入ると、いったん中央部分まで歩き、右手の階段を登って行く。以前は左手のスロープを登って紅宮から見学したようだが、修復工事のため見学コースは変更になるらしい。200段近い階段を登るとチケット売り場がある。ここでチケットを購入してポタラ宮の内部に入る。
階段を登って行くとデヤン・シャルの広場に出る。頭上から女性の歌声が聞こえてきた。見上げると屋根の修復工事をしている女性たちの歌声だった。歌に合わせて先に重りが付いた棒で屋根をドンドンと叩いている。
デヤン・シャルからチケットを見せて白宮の内部に入る。見学時間は1時間と決められており、これを大きくオーバーするとガイドに多額の罰金が請求されるとのことだ。これ以降出口まで写真撮影は禁止されている。
まず階段で上に上がり、最上段から見学ルートが始まる。建物の内部は複雑でどこを歩いているのか事前によく理解していないとわからない。ガイドの説明を聞きながらダライラマの部屋等を見学して回る。ポタラ宮のスタッフが随所に居り、写真撮影をチェックしており、長く立ち止まっていると注意を受ける。決められたコースを決められた時間で回り、15時過ぎに出口を出た。
長いスロープを降りてポタラ宮を出て駐車場で待つバスに乗る。バスでお茶屋へ向かう。とても大きなお茶屋で、バター茶やプアール茶を試飲させてくれる。その場で即売もするが、なかなか良い値段で手が出ない。
夕食は迎えのバスで八角街バルコルへ行き、チベットレストランでネパール料理のダルバートを食べ、久々に中華料理から解放された。

写真


ポタラ宮の見学が午後3時に決まったので午前中はパルコルで買い物を楽しむ
















五体投地をする人




に輪タクでポタラ宮へ向かう




ポタラ宮の団体入口










チケット売り場へ長い階段を登る






















やっとチケット売り場に到着







チケットを購入してポタラ宮の内部に入る




階段を登って行くとデヤン・シャルの広場に出る




屋根の修復工事をしている女性たちの歌声が聞こえた。
歌に合わせて先に重りが付いた棒で屋根をドンドンと叩いている




チケットを見せて白宮の内部に入る、内部は撮影禁止




決められたコースを決められた時間で回り白宮の出口を出た




スロープを下り駐車場へ













バスでお茶屋に寄った




夕食はバルコルへ行き、チベットレストランで





行動記録
場所 標高 到着 出発
ラサ・ホテル 3,646 10:45
バルコル駐車場 3,654 10:58 10:58
バルコル土産物屋 3,654 11:14 13:00
バルコル入口 3,654 13:22 13:22
ポタラ宮入口 3,655 13:27 13:39
ポタラ宮チケット売場 3,723 14:04 14:12
ポタラ宮デヤン・シャル 3,736 14:14 14:21
ポタラ宮 3,751 14:37 14:37
ポタラ宮出口 3,690 15:15 15:15
ポタラ宮駐車場 3,657 15:36 15:40
茶屋 3,660 15:55 16:47
ラサ・ホテル 3,646 17:01 17:52
バルコル駐車場 3,654 18:03 18:07
レストラン 3,654 18:12 19:15
バルコル駐車場 3,654 19:25 19:27
ラサ・ホテル 3,646 19:39


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6月24日

朝食後バスでラサ空港へ向かう。エベレストBCへ行く時と同様にラサ川に沿って走る。1時間弱走ると左手に立派な橋が有り、これを渡る。橋を渡るとトンネルがあり、トンネルを出るとまた橋を渡る。左手に空港の管制塔が見えてきた。ラサの町から1時間程でラサ空港に到着した。
予定通りにラサを飛び立ち成都空港に到着した。1週間ぶりの成都は真夏のように暑い。飛行機の中で1度食事が出たが、ホテルに入る前にギョウザの店に入り、ギョウザとビールで喉を潤した。
バスで武候祠へ向かい、ガイドの説明を聞きながら1時間程で武候祠を見学した。武候祠の隣の錦里を歩いてみる。錦里は道路沿いにレトロ風のお店が並んでいて、一つ一つ覗きながら歩く。錦里を出てバスでチベット用品屋へ向かう。多くのチベット用品は成都で生産されているのでチベット土産も成都で安く購入できる。十字路の両側に小さな店が並んでおり全部の店を回るのは困難だが、欲しい物を見つけて短時間で購入すればよい。次はスーパーマーケットでお茶や麻婆豆腐の素等を買い物し、歩いてホテルに戻った。
今日の夕食は陳さんの麻婆豆腐のレストランである。期待どおりで、なかなか美味しい上品な料理が出てくる。低地に来たのでビールも美味しく飲める。本場四川風の麻婆豆腐をお願いしたら、山椒がしびれてとても辛い本場の麻婆豆腐が出て来て、ビールが進んでしまった。
今日はツアー最後の夜である。ホテルの部屋でも盛り上がり、最後の夜を楽しんだ。

写真


朝食後バスでラサ空港へ向かう




拉薩空港へのトンネル







拉薩空港は小さい空港だがまだ新しい空港である




拉薩空港に到着










成都空港へ向けて出発




成都上空




成都空港へ到着




バスで成都の町へ




高層マンションが林立する成都の町




ホテルに入る前にギョウザの店に入り、ギョウザとビールで喉を潤した







成都のホテルに到着




ガイドの説明を聞きながら1時間程で武候祠を見学した































武候祠の隣の錦里を歩いてみる




錦里は道路沿いにレトロ風のお店が並んでいる




チベット土産街を歩いてホテルに戻る




今日の夕食は陳さんの麻婆豆腐のレストラン








行動記録
場所 標高 到着 出発
ラサ・ホテル 3,646 8:12
ラサ空港 3,640 9:12 10:50
成都空港 487 12:43 13:10
餃子レストラン 486 13:30 14:13
成都ホテル 518 14:27 14:57
武候祠入口 490 15:09 15:11
武候祠出口 490 16:01 16:01
里錦入口 488 16:02 16:02
里錦出口 488 16:40 16:58
駐車場 487 17:03 17:08
チベット土産街 500 17:10 17:30
スーパーマーケット 489 17:35 18:10
ラサ飯店 518 18:18 19:00
レストラン 500 19:21 21:02
成都ホテル 518 21:15


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6月25日

上海経由で関西国際空港へ帰る関西の仲間を送りに成都空港へ向かった。上海までは国内線なので向かって左の国内線カウンターへ向かう。全員無事にチェックインしたところでお別れをしてホテルに戻る。
ホテルで少し休んで今度は我々の出発時間だ。再びバスで成都へ向かいチェックインを済ませる。今度は北京経由の国際線なので向かって右の国際線カウンターへ行く。関東勢は人数が少ないので楽だ。北京までは国内線の乗客と同じ機体に乗るので、我々は他の国際線とは別なルートで搭乗ゲートまで誘導される。そのため免税店には寄れないが、出発ゲートに小さな店がある。
国際線の搭乗ゲートで待つ人はあまり多くないが、まず国内線ゲートの成都ー北京間の乗客が先に搭乗し、その後我々がバスで搭乗する。順調に2時間20分のフライトを終え予定通りに北京空港に到着した。今朝の成都は涼しかったが北京は日差しが強く真夏の暑さだ。猛暑の中、トランジットのバスが来るのを待ち、バスで広い北京空港を走った。
到着ゲートに入り階段を上ると小さなイミグレーションがある。ここで出国カードを提出してやっと中国から出国したことになる。長い廊下を歩き、途中の店で買い物をして出発ゲートに降りるとバスが待っている。バスに乗り、飛行機に搭乗すると既に北京からの乗客は搭乗していた。
成田までは3時間20分のフライトだが、食事をして今回の山旅のまとめをしているといつの間にか着陸態勢に入っていた。成田空港到着は20分の遅れだった。

写真


上海経由で関西国際空港へ帰る関西の仲間を送りに成都空港国内線カウンターへ




再びバスで成都空港へ向かう




成都の高層マンション




成都空港







中国旅行社の代表とガイドに挨拶




北京へのフライト CA421




北京空港で乗り継ぎ




北京空港でバスに乗り成田空港へのフライトに乗り換える




チベットの旅を終えて北京空港を出発


行動記録
場所 標高 到着 出発
成都ホテル 484 7:54
成都空港 493 8:17 8:48
成都ホテル 484 9:15 10:47
成都空港 493 11:07 13:35
北京空港 34 15:54 17:00
成田空港 40 21:20 22:02


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